年2回の草刈りは、もう限界が近いです
太陽光発電業界では、いつの間にか「年2回の草刈り」が標準的な管理方法として定着してきました。しかしこの回数は、発電所の状態や安全性から導き出されたものではなく、限られた予算から逆算して成立していた“便宜的な基準”にすぎません。
発電所の稼働当初は、草も少なく、ケーブル配線も整っていたため、年2回の草刈りでも大きな問題は生じにくい状況でした。しかし年数の経過とともに、背丈の高い雑草が増え、インシュロックの劣化によって垂れ下がったケーブルも目立つようになります。その結果、作業負荷は増大し、ケーブル切断などの事故リスクも高まり、年2回の草刈りは極めて厳しい管理手法となってしまっています。
さらに近年は、記録的な猛暑、物価高騰、人手不足が重なり、危険で負担の大きい草刈り作業を担う業者そのものが減少しています。このままでは、除草の受け手がいなくなり、適切に管理されない「荒れた発電所」が増えていくことを私たちは強く危惧しています。
一方で、売電収益をもとに運営される太陽光発電事業において、メンテナンス予算に無制限の余裕がないことも事実です。「安全のために予算を大きく増やす」という選択は、多くの発電事業者様にとって現実的ではありません。
安全に持続可能な管理へ
私たちは、長年にわたり太陽光発電所の除草管理を現場で担ってきました。その経験の中で、予算を増やさずに作業者の負担とリスクを下げる方法を模索し続け、たどり着いた最適解が、「年3回の除草剤による定期管理」です。管理回数を増やすことで草丈を低く保ち、作業者の安全性を高め、近隣からのクレームも予防します。さらに、作業内容を除草剤管理に切り替えることで、作業回数を増やしても年間予算を抑え、結果として発電事業者様の収益維持にも貢献できます。
太陽光発電所を、単なる投資案件ではなく、社会インフラとして長く維持していくためには、持続可能な管理手法が不可欠です。ソラピカは、そのための現実的な選択肢のひとつになれると、私たちは確信しています。
今後、草刈りでの管理が厳しくなっていく理由
問題① そもそも適正回数ではない
年2回の草刈りでは、草が低いうちに作業することは「コスト的に非効率」となり、必然的に、草が伸びきった状態での作業になります。その結果、1回目または2回目、あるいはその両方で、前ページで示した「除草をしないことで起きる実害」がすでに発生している状態となります。 つまり、草刈りは、最も負荷が高く危険なタイミングで人が現場に入らざるを得ない管理方法なのです。
問題② 危険性が高い
夏場の草刈りは、下記のように多くのリスクを含んでいます。
草刈りは本来、安全管理上は複数人での作業が求められます。しかし低圧発電所では、予算の制約から一人作業が行われているケースも少なくありません。 この構造のままでは、今後さらに進む人手不足の中で、草刈りによる管理そのものが成立しなくなることが懸念されます。
除草剤の活用で、安全で持続可能な維持管理へ
危険性を大きく下げて作業が可能
年3回が“必要十分”な作業回数
ソラピカ サービス内容
グリホサート除草剤散布+簡易目視点検(年3回)
予定スケジュール
価 格(税 別)
低圧 基本プラン
・1,200㎡以内は一律価格です。
・諸条件により追加価格が発生します。
・年間契約、自動更新のため、毎回の見積もりや作業手配は不要です。
・初年度のみ作業ごとの後払いで、2年目以降は年間費用の前払いとなります。
・低圧複数分譲地や高圧発電所は別途お見積りいたします。
オプションメニュー
太陽光パネル純水洗浄
電気点検
電圧測定、絶縁抵抗値測定、接地抵抗値測定、を行ないます。
駆付対応
状況確認を行ない、機械類の再起動などの軽微な作業はその場で対応します。
※対応エリアあり:弊社から車で2時間以内
是正工事
パネル交換、パワコン交換、ケーブル補修など、是正作業が必要な場合は、都度お見積りいたします。
※諸条件ごとの価格表およびオプションメニューの価格表を含む資料を、自動返信でお送りします。
導入の流れ
よくある質問
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除草剤は本当に安全ですか?
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使用するのは、農薬登録された茎葉処理型除草剤「ラウンドアップマックスロード」です。薬剤の安全性についてはこちらからご確認ください。
希釈・散布方法を守り、発電設備・人・周辺環境に配慮して作業しています。また、飛散防止対策、散布条件(風・天候)の管理、必要に応じた部分的草刈り、を組み合わせて、安全性を確保しています。
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近隣から「除草剤を使うな」と言われた場合は?
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管理看板を設置し、近隣からのお問い合わせ・クレームは弊社が一次対応します。内容を確認のうえ、散布方法の調整、飛散防止対策の強化、部分的な草刈りへの切り替えなど、現場ごとに対応します。どうしても除草剤が使用できない場合は、契約期間中は追加費用なしで草刈り管理に切り替えて対応します。契約更新のタイミングで、草刈り管理でのお見積り・ご提案をさせていただきます。
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年3回で本当に足りますか?
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はい、基本的には問題ありません。ただし、パネルの最下段の高さが1m以下の場合や、植生が変化した場合などでの例外もありえます。万が一、明らかに3回では足りない場合は、そのことが発覚した翌年から回数・価格を調整して再提案させて頂きます。契約期間中は、手直しを完全無料で行いますので、必要に応じて4回でも5回でも現場にいき対応させて頂きます。
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作業日は指定できますか?
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作業日の指定はできません。エリアごとに効率的なルートを組むことで、低価格を維持していますのでご理解宜しくお願いします。
ただし、事前に作業日の目安はご案内しますので、ご安心ください。
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現地立ち会いは必要ですか?
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原則不要です。立ち会いなしで完結する運用を前提としています。
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報告はどのように行われますか?
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作業完了後、1週間以内に報告書を送付します。草の状況、異常の有無(パネル・ケーブル・フェンス等)をまとめてご報告します。
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契約期間の縛りはありますか?
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1年契約・自動更新です。12月末までにご連絡いただければ、次年度の更新を停止できます。
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なぜ2年目以降は前払いが基本なのですか?
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低価格を維持するため、請求・入金管理などの事務作業を極力減らす必要があるためです。初年度のみ、作業品質をご確認いただいたうえで
ご入金頂くべきだと考え、後払いを基本としています。2年目以降も引き続き後払いをご希望の場合は、事務手数料を頂戴しています。
お客様の声
除草剤を使うというので少し不安でしたが、近隣から何か言われることもなく、綺麗な状態が維持できており安心です。
安ければそれでいいかと頼みましたが、想像以上に丁寧な仕事をして頂けて嬉しい誤算でした。パネル割れも見つけて頂きありがとうございました。
管理会社の除草がオプションで、年々値上がりしていたのでソラピカにお願いしました。契約上元の管理を外せず、除草だけソラピカにお願いしていますが、本音は全部任せたいです。
自分で作業してケーブルを切ってしまった経験から、ソラピカにお願いしました。暑いなかでの除草のきつさを知っている分、この価格で綺麗に維持して頂けるのは本当にありがたいです。
作業日に報告書が届いてびっくりしました。価格に対して、スピードと品質が良い意味で見合っていません。
うちの現場は、残念ながら除草剤が使えないということで、草刈りでの対応となりました。少し追加料金になってしまったのは残念ではありますが、説明もきちんとして頂け、それがベストというのも理解できました。サービスでパワコン下に防草シートを無料設置して頂けたのは驚きました。
※実際に多く頂くご感想を、内容を要約して掲載しています。
最後に
低圧発電所の管理は、結局、“除草”
高圧発電所では、定期的な保安点検が必須であり、あらかじめ十分なメンテナンス予算も確保されています。そのため、管理体制が大きく崩れることは多くありません。
一方で、低圧発電所においても、ガイドライン上は適切な維持管理が求められており、状況によってはFIT認定の取消しに至る可能性もあります。ただし、法令上の位置づけや罰則の強さは高圧とは異なり、実際には管理が十分に行き届いていないケースも少なくないのが現状です。その結果、点検を一度もしたことがない、という発電所も多く見受けられます。
それでも、草は必ず伸びます。結果として、現場で最も発電所に入っているのは「除草作業員」であるケースが多いのです。私たち自身も、除草作業中に不具合を見つけ、報告・是正につながった事例を数多く経験してきました。
低圧発電所には、「最低限、しかし確実に続けられる管理」が必要です。ソラピカは、低価格で、無理なく、発電所を綺麗に保ち続けるための仕組みとして生まれました。荒れた発電所を減らし、発電所を長く、安全に使い続けていく。ソラピカが、その一助になればと考えています。
※担当者が、1~2日以内にご連絡します。



























